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【15 白い封筒】

かつて、ローマ帝国では兵士の婚姻を禁止した時期があった。
婚姻を禁止され悲しむ兵士たちに、内緒で結婚式を行っていたのが

キリスト教司祭バレンタインである。
しかし、それが皇帝の逆鱗に触れ、やがて彼は2月14日処刑される事となる。

というのが、バレンタインデーの起源と言われています。

ではホワイトデーは?
お菓子業界の策略でしょうか?

いいえ、ホワイトデーにも実は由来となった
お話があるのです。

これは、一羽の白いオウムが繋いだ切ない愛の物語。

CAP!商品ストーリー〜ひとつに十色の物語〜
【15 白い封筒】

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むかしむかし、隣り合った二つの国に、
若い男女が住んでいました。

国同士は仲がよく、隔てるものは何も有りません。
人々は自由に国を行き来する事が出来ました。

若い二人も国を越え、いつもお互いの家に通い合い
いつしか、将来を誓い合う仲となりました。

しかし、二つの国は些細なことで、争いとなり
やがて戦がはじまります。

国境には壁が建ち、人はおろか、物資や手紙のやり取り
さえ出来なくなってしまったのです。

離れ離れになり悲しみに暮れる二人でしたが、離れていても
心は近くにあるということを伝えるため、男は彼女に手紙を
出すことにしました。

白い便箋に綴った想いを白い封筒に入れ、
飼っていた白いオウムに持たせました。

「きっと、こいつなら怪しまれずに国境の壁をこえられる」と

オウムは見事に国境の壁を越え、彼女の家に手紙を
届けました。

そして彼女も同じく、白い便箋に白い封筒で返事を書きました。

その日から手紙の交換は続き、「白い封筒」は二人の心を繋ぐ
大切な存在になりました。

ですが、それも長くは続きませんでした。

長い戦争の影響で男は病にかかってしまいます。

「これが、最後の手紙になるかもしれない」

3月14日の朝、最後の手紙を持ってオウムは飛び立ちました。

しかし、国境の兵士に怪しまれ
ついに、鉄砲で撃たれてしまいます。

それでも、オウムは激しい痛みに耐えながら、
彼女の家にたどり着きます。

窓に立つオウムの姿に彼女は驚きました。

白い羽毛は血に染まり、立っているのもやっとです。

すぐに手当てをしようと抱き上げた彼女に
オウムはあの白い封筒を差し出します。

それを見て彼女は言葉を失いました。

自分は深い傷を負い、体は血の色に
染まっているのに、封筒だけはひとつの汚れもない
綺麗な白のままだったのです。

愛する主人と、その妻となるべき女性のために
オウムは、この手紙だけは汚してはならないと
必死に守りぬいたのでしょう。

女性が男からの手紙を受け取ると、オウムは
安心したように静かに眠りにつきました。


封筒には手紙と一緒に粟の種が入っていました。

それは男から愛する女性への想いの形でした。

「戦が終わったら二人で作物を育てて暮らそう」と

しかし、その夢は叶うことはありませんでした。


それから何年か経ち、女性の家の庭には、毎年秋になると
立派な白い粟の穂が実るようになりました。
そして、命日の3月14日に男とあの白いオウムの墓にそなえます

その光景を、二人は遠い空から
いつまでも見守り続けているのです。

空から見下ろす二つの国には
もう、隔てる壁はありませんでした。






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